浴室クリーニングを業者に依頼すれば、自分でする必要もなく面倒な作業を全て業者に任せられます。
その場合、対価としてお金を払わなければいけません。
お金をかけずに浴室クリーニングをDIYする方法を紹介します。
これさえ知っていれば、浴室クリーニングをDIYするのも苦にはなりません。

浴室クリーニングが掃除のDIYで一番難しい

浴室クリーニングが掃除のDIYで一番難しい

浴室のクリーニングはハウスクリーニングの中で一番大変で難しいのです。
それは、汚れの種類が多いからです。
水アカ・石鹸カス・カビ・皮脂・湯垢・スケール・黒ズミ・ヌメリなど様々な余韻を除去しなければいけません。
その為には、汚れに合った洗剤や道具が必要になります。
アルカリ性洗剤で反応する汚れ、酸性洗剤で反応する汚れ、漂白が必要な汚れ、削る必要がある汚れなど状況に合わせた掃除をしなければいけません。
浴室のクリーニングこそ知識と技術が必要なのです。
プロでも浴室クリーニングに4時間くらい掛かることがあるくらい浴室クリーニングは大変なのです。
DIYするのであれば、まじめに一生懸命しなければきれいにできません。
時間を掛けて掃除をしなければいけませんが時間をかけ過ぎてもいけません。
食事もとらず、ひたすらキレイを追求して汗をかきながらキュッキュ!キュッキュ!とやってしまうこともあります。

そして、1年を通して何回かはハウスクリーニングをしなければいけません。
お陰様で、今は1時間半から2時間でキレイにクリーニングする事が出来るようになりました。
なぜ、こんなり時間差があるのでしょう?
決して手抜きをしている訳じゃありません。
汚れに対して、どんな洗剤やどんな道具を使えばキレイになるか、またその手順を日々の仕事を通して研究し、経験を積んだ事で、より速く、よりキレイにする技術が身につきます。
クリーニングの実践によって、本当の意味で素人からプロへ変わった瞬間です。

浴室クリーニングのDIYのコツと裏技

浴室クリーニングのDIYのコツと裏技

一言に浴室と言っても色々な場所にいろいろな汚れが付きます。
ここでは、部位ごとに一番良い掃除方法を詳しく紹介します。
まずは、どのような場所をどのように掃除をすればいいのかを勉強して下さい。

◇鏡の掃除DIY

長年ほったらかしにしていると鏡は水垢びっしりで、白く曇ったお風呂場の鏡はちょっとやそっとでは汚れは落ちません。
エタノールを含んだアルコールタオルで拭いても一度ついてしまった水垢はなかなか取れません。
そこでクエン酸を適量溶かしたお湯にキッチンペーパーを浸し、鏡全体にその濡れたペーパーを貼り付けていきます。
数時間後、ペーパーを取り除き軽くこすってみてください。
水垢が取れ、驚くほど鏡がピカピカになります。

◇蛇口の掃除DIY

蛇口も水垢が目立ってくる部分です。
こすっても取れない汚れは、鏡と同じようにクエン酸を溶かしたお湯に浸したキッチンペーパーを蛇口にきれいに巻き付けていきましょう。
数時間後、軽くこするだけで、水垢がとれて新品の蛇口のようになります。

◇排水溝の掃除DIY

排水溝のヌメリは誰もが一番見たくない、触りたくない部分ではないでしょうか。
今から紹介する掃除方法を使えば、感動するくらいきれいサッパリと汚れがなくなります。
まずは、いらなくなった歯ブラシで髪の毛を取り除きます。
その後、排水口にパウダー状の重曹をまんべんなくふりかけ、市販の酢をかけます。
重曹と酢が反応して、シュワシュワ~という音とともにブクブク泡が立って、汚れを浮き上がらせてくれます。
1時間後、強めのシャワーで流すだけで、きれいに汚れが落ちます。

◇浴槽の掃除DIY

入浴直後が掃除に最適なタイミングです。
汚れが柔らかくなり落ちやすくなっています。
しかし、入浴後に掃除したくないというのが本音でしょう。
その場合は、重曹1カップをお湯の中に入れ一晩放置します。
その中に湯桶や椅子、子供のおもちゃなどを一緒に入れておくと一緒に汚れを落とすことができます。
その後、湯を抜いてから、スポンジに重曹を多めにとり、円を描くように浴槽をこすります。
重曹は弱アルカリ性なので、重曹のアルカリ性で皮脂汚れや石鹸カスを落としてくれます。
浴槽を傷つけないよう、重曹で優しく研磨します。

◇床と壁の掃除DIY

床や壁はカビキラーなどを吹き付けてから、すぐに力強くこすってもなかなか汚れが落ちません。
いくらたくさん吹き付けても、最近の浴室は水の乾きが早いので乾いた状態でいくら落とそうとしても落ちません。
あとで楽をするため、ここはひと手間かけましょう。
カビキラーなどを吹き付けたら黒カビの酷い部分にはラップを貼り付けて密閉します。
黒カビは空気に触れている状態では死なないので、ラップすることで空気を遮断してカビの根を完全に断つために、半日以上放置します。
その後、ラップを外してからシャワーで洗い流すだけできれいになります。

◇ゴムパッキンの掃除DIY

簡単なカビなら、泡タイプのカビとり剤でも取れますが、ゴムパッキンの黒カビは一度根を張ってしまうとなかなか落ちないことがありますが、こちらも簡単に落とす方法があります。
片栗粉とハイターなどの塩素系漂白剤を混ぜあわせ、しっかりと練ります。
漂白効果が落ちてしまう前に、早めに黒カビ部分に塗りこんでいきます。
片栗粉の役目として、漂白剤をカビにしっかりと塗りこむための粘着剤の役目なので、水気で柔らか過ぎないように気をつけましょう。
その後、長時間放置するとゴムが劣化するため、20~30分程度してからシャワーで洗い流します。

◇天井の掃除DIY

目に見えている黒カビを落とすだけでは浴室掃除としては不十分です。
あまり汚れが目立たない天井も実はカビがたくさん潜んでいるのです。
放置していると天井一面からカビの胞子をまき散らかされてしまいます。
そこで手が届きにくい天井の掃除は、クイックルワイパーなどのフローリング用の柄が長いものを使うと掃除しやすくなります。
まずは、カビキラーなどを吹き付けておくのですが、その際、目に入らないように十分注意してください。
そして半日以上放置したら、シートにさらにカビキラーなどを染み込ませ、ワイパーで天井を拭き、最後は丁寧にシャワーで洗い流します。

◇全体的な掃除DIY

カビが生えてしまってからでは掃除が大変なので、その前に浴室全体を煙で簡単に除菌してしまう方法があります。
「おふろの防カビくん煙剤 」を購入する必要がありますが、手が届かない浴槽の下や天井・換気扇の裏側などの黒カビ原因を銀イオンの煙で一気に除菌してくれます。
そしてカビの発生を防いで、日々の掃除の負担を軽減してくれます。
煙が出てきたら、浴室から出てドアを確実に閉め、2時間ほど放置するのですが、私は数ヶ月に1回これをするのが少し楽しみかもしれません。

浴室クリーニング後にきれいに保つには

浴室クリーニング後にきれいに保つには

浴室にはカビとそれ以外の汚れの2種類の汚れが溜まりやすい所です。
そんな浴室クリーニングをやったあとに、またすぐにカビなどが生えてはもったいないので、継続してきれいであり続けるためのちょっとした方法を紹介します。
実際に実践してみませんか?

◇カビの原因と対策

カビの原因
それは、石鹸カスと湿気です。
カビにとって石鹸カスは栄養です。
常に湿気や石鹸カスがない状態ならカビは生えません。
できるだけそういう状態を保てればカビは生えにくくなります。

カビ対策
浴槽のお湯は使い終わったら、栓を抜くか、しっかり蓋をする・使い終わったら石鹸カスが残らないように、水(シャワー)で流します。
換気扇を回すか窓を開けて、湿気をなくします。
最後にウエスで拭き上げればカビの発生をできるだけ抑えてくれます。

◇カビ以外の汚れの原因を知る

実は、水道水の水が一番の原因となります。
水道水には「塩素」が含まれています。
この塩素が浴室内での様々な要因で化学反応を起こし、汚れが蓄積し落としづらい原因になっています。
だから使った後に拭くしかないのですが、とっておきの方法もあります。

◇浴室クリーニングの頻度

クリーニングの頻度は、使う頻度や人数にもよりますが、毎日が一番ですがとても大変な作業です。
1ヶ月に一度程度でキレイを保てるのではないでしょうか。

浴室クリーニングを業者に依頼するメリットとデメリット

浴室クリーニングを業者に依頼するメリットとデメリット

浴室クリーニングをDIYするのではなく、業者に依頼することでメリットとデメリットがあります。
その時のメリットやデメリットを詳しく紹介します。

◇メリット1:プロしかできないきれいな掃除

ハウスクリーニングの業者は、さまざまな洗剤や道具を持っています。
また、長年の経験から、洗剤や道具を効果的に使う技術も習得しています。
浴室内の汚れの状態や汚れている場所の特性に合わせた方法で掃除をしてくれます。
また、がんこな汚れには一般の人が買えないような強力な洗剤を使ったり、高圧洗浄機などの高価な道具を使うこともあります。

◇メリット2:DIYではできない場所の掃除がしてもらえる

なかなか落とせない鏡のウロコ上の汚れや、ゴムパッキンに染み込んだ黒カビも、強力な洗剤でピカピカにしてもらうことができます。
また、浴槽の裏側など、手が届かなくて自分で掃除するのが難しい場所を掃除してもらうこともできます。

◇メリット3:掃除をしなくて済む

自分でお風呂場全体を掃除するには、かなりの時間がかかります。
汚れ具合によっては、1日がかりになることもありえます。
業者に依頼することで、その時間を自由に過ごすことができます。

◇メリット4:DIYの掃除のコツを教えてもらえる

業者が来てくれた時に、今後自分で浴室クリーニングをするときの掃除のコツや、キレイなまま維持するために必要なことなどを質問し、家庭でできる方法を教えてもらうことができます。

◇デメリット1:料金が高い

ハウスクリーニングの料金は、地域や業者によってばらつきがありますが、お風呂掃除でしたら、1万円~2万円程のお金がかかります。
料金が高くつくことが最大のデメリットです。

◇デメリット2:業者選びで失敗すると大変

ハウスクリーニングの業者を選ぶのに失敗すると、後悔することになります。
例えば、技術力が不足している業者を選んでしまうと、お金に見合うほどキレイにしてもらえなかったりして、これならば自分でやった方が良かったという羽目になります。
また、共働きの家庭が増えてハウスクリーニングの需要も増えているため、悪徳業者も存在します。
見積もり段階では格安で掃除してくれたけれど、後から高額な追加料金を請求されたり、高額な掃除用具を売りつけられたりすることもありますので、注意が必要です。

浴室クリーニングのDIYは簡単なの!?どうすればいいの?まとめ

まとめ

浴室クリーニングをDIYするときのコツやポイントについて詳しく紹介してきました、
初めて知る掃除方法や洗剤を使ったりと勉強になることばかりではなかったでしょうか。
これで、今まで業者に依頼していた浴室クリーニングをDIYできるようになりましょう。

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