浴室クリーニングをするときにいくつかポイントがあります。
その一つに排水口があります。
排水口は浴室内の汚れが全て集中して集まるところです。
汚れをどのようにして取り除くかや、汚れをいかにして溜めないようにするかについてやり方や洗剤を詳しく紹介します。
排水口が良く詰まるという人はぜひ良く読んで実践してみてはどうでしょうか。

まずは排水口を理解しよう!

まずは排水口を理解しよう!

排水溝に溜まる4つの汚れがあり、髪の毛・皮脂汚れ・石鹸カス・カビとなります。
この4つの汚れについて詳しく解説します。

◇髪の毛

排水口のごみ受けをのぞいた時、一番目立つのが髪の毛です。
ぐるぐると絡まって溜まっているのを見かけたことがあるはず。
ティッシュで取るだけで綺麗になります

◇皮脂汚れ

人の垢がたまると皮脂汚れになります。
体を綺麗にする場所だからこそ、溜まりやすい汚れです。
排水口のヌメヌメの正体でもあります。

◇石鹸カス

石けんを使っている方は、石けんカスにも要注意です!
白くて細かい小さな汚れですが、皮脂汚れなどと混ざって排水口をさらにヌメヌメにします。

◇カビ

お風呂は、湿度も温度も高く、カビにとって最高の環境です。
カビの餌となる汚れがたっぷり溜まった排水口は、もはやカビの天国といっても過言ではありません。注意しましょう!
お風呂の排水口を掃除せずに放置していると、手で触れるのを躊躇するほど汚れがたまっています。
そこでおすすめしたいのが、「塩素系漂白剤」を使ったお掃除方法です。塩素系漂白剤を使えば、こすり洗いすることなく除菌と洗浄ができます

浴室クリーニング:排水口の汚れと掃除方法

浴室クリーニング:排水口の汚れと掃除方法

お風呂の排水口にはさまざまな汚れが流れ込んでいて、これらがあわさると次のようなトラブルを引き起こします。
詳しく見ていきましょう

◇排水口の汚れが及ぼす悪影響とは

悪臭が発生
排水口にたまった汚れのなかでは雑菌が繁殖します。
これによってヌルヌルとした汚れへと変化し、悪臭を発するようになります。
換気扇を回していても、イヤな臭いが立ち込めてなかなか消える物ではありません。

水の流れが悪くなる
髪の毛にヌルヌル汚れがつくと臭いが発生するだけではなく、ゴミ受けのすき間をふさいで水の流れをせきとめます。
シャワーを浴びていたら足元に水がたまって、洗面所まで水浸しになってしまったなんてことになりかねません。

◇泡タイプの洗剤で排水口の掃除

用意するもの
『カビキラー』などの泡タイプの塩素系漂白剤、歯ブラシ、ティッシュ、ビニール袋などを用意します。

排水口のフタを外し、髪の毛などを取り除きます。
排水口のゴミ受けに溜まった髪の毛などをティッシュで取り除きます。
ビニール袋を手にかぶせておくと、ゴミをつまんだあとにひっくり返せるので、手が汚れずに衛生的です。

パーツのすべてに塩素系漂白剤をかけます。
フタや受け皿などパーツをすべて取り外して、『カビキラー』などの塩素系漂白剤をまんべんなくかけます。

その後20分くらい放置します
時間を置くことで洗剤が汚れを落としてくれます。汚れがひどいときは少し長めに放置しておきましょう。

シャワーで洗い流します。
シャワーで勢いよく流せば汚れがきれいに洗い流されます。
それでも、汚れが残っていたら歯ブラシで軽くこすればきれいに落ちます。

◇液状タイプの洗剤で排水口の掃除

用意するもの
『キッチンハイター』などの液体タイプの塩素系漂白剤、大きめのビニール袋、歯ブラシ、ティッシュ、ビニール袋を用意します。

排水口のフタを外し、髪の毛などを取る
排水口のゴミ受けにたまった髪の毛などをティッシュで取り除きます。ビニール袋を手にかぶせておくと、ゴミをつまんだあとにひっくり返せるのでさらに衛生的です。

排水口のパーツを外して大きな袋に入れます。
フタや受け皿などをすべて取り外して、大きめの袋に入れます。
袋を手にはめてパーツを取り外したら、そのままひっくり返すと直接触らずに済むため手が汚れることもありません。

お湯に塩素系漂白剤を入れて30分放置しておきます。
40度くらいのお湯と、塩素系漂白剤を規定量入れる。なかのパーツが浸るように、空気を抜いて口を結んで放置しておきます。

排水口側を歯ブラシでこすります。
パーツを浸けている間に、排水口側の汚れを洗剤を排水口にかけてから、歯ブラシでこすり落としていきます。

パーツを水洗いします。
時間がきたら結び目をほどいてお湯を捨て、パーツを出してシャワーで洗剤と汚れを一緒に洗い流していきます。汚れが残っていたら歯ブラシで軽くこすればOKです。

浴室クリーニング:できるだけ排水口を汚さないようにする

浴室クリーニング:できるだけ排水口を汚さないようにする

排水口を汚してしまうと詰まりの原因になります。
排水口を汚さないようにすれば汚れも軽減されます。
汚れの防止策をいくつか紹介します。

◇排水口を汚れから守るコツ

排水溝は一度掃除をしてもすぐに汚れが溜まってしまいます。
汚れをたが溜まってもすぐに除去できれば掃除も楽になります。
その為には、排水口に丸めたアルミホイルを1つ入れておくとヌメリが付きにくくなります。
実践している人は少ないようですが、本当のことです。
アルミホイルを入れた後はぬめりがほとんどなくなるので、髪の毛を定期的に取り除いていれば洗剤での掃除は底まで必要ありません。

排水溝に専用のカバーを取り付けておくと、髪の毛などもカバーを取り換えるだけできれいに捨てられます。
アルミホイルとカバーの両方で対策をしていれば、排水口の掃除には手間がかかりません。

◇マメな掃除でヌメリ予防

排水溝の掃除の手間がかからなくなっても、定期的に髪の毛などを取り除いていなければ、汚れが溜まって、ヌメリも発生してしまいますし、排水口がふさがって水があふれてしまう可能性もあります。
毎日の入浴後にちょっと排水口まで手を伸ばして髪の毛を取り除いてやるだけで、ほとんど掃除をする必要がなくなります。
週に1回程度詰まっていたものが、数か月は洗剤での掃除をする必要がなくなります。
このように排水口をきれいに保つには、汚れてから掃除をするのではなく、汚れる前に掃除をするようにしましょう。

排水口の掃除をまめにしていても逆流の可能性はある

排水口の掃除をまめにしていても逆流の可能性はある

排水溝は浴室クリーニングの中でも一番大変ですが重要な場所です。
いろいろと汚れ対策をしていても必ず汚れは発生します。
それも排水が逆流することもあります。
逆流する原因と解決策を詳しく紹介します。

◇逆流の原因は

逆流の一番の原因は詰まりです。
排水口でのつまりであれば、汚れやヌメリを取れば簡単に解決できますが、そんな表面的なものではなく、排水管内部で詰まりが起きている場合は大変です。
その場合の解決策にはどのような方法があるのでしょうか。

◇逆流を解消する方法

排水管内の詰まりを取るための洗剤としてはパイプクリーナーがあります。
パイプクリーナーを流すことで詰まりが取れて流れが良くなることがあります。
原始的ですが、トイレなどでよく使うラバーカップを使って詰まりを除去することもできます。
もっと深刻なつまりの場合は、真空式のパイプクリーナーというものがあるので、それを使うと酷いつまりの場合でも詰まりを取り除けます。

排水管内にはもう一つ原因があります。
排水用に便が付いています。
この便がうまく動作していない可能性があります。
便の状態を確認するには、浴槽横のエプロンを外してみると、便が壊れていないかをすぐに見つけられます。

浴室クリーニング:プロが教える排水口の予防と掃除方法!まとめ

まとめ

浴室クリーニングの中で汚れがある排水口の汚れ対策について紹介してきました。
浴室クリーニングをやったことがない人や今からやろうと思っている人には、参考になる情報を紹介しています。
プロでも大変な排水口の掃除を、できるだけ簡素化するための手法がいくつも紹介されているので参考にしましょう。

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