毎日使うキッチンですが掃除が苦手でうまく掃除ができないという主婦の方は必見の情報です。
どんなに掃除が苦手な主婦でも、ここで紹介している掃除方法であれば簡単にできて、常にキッチンはきれいな状態です。
プロが教える掃除のやり方をしっかりと学んで次からは、「きれいですね」と言われるようになりませんか?
プロが教えてくれる簡単な掃除方法で見違えるほどきれいになります。
目次
知っておきたい汚れの種類
キッチン回りに汚れの種類はさほど多くはなく、汚れを知ることで、掃除方法が明確になります。
そんな汚れを知るk所から始めましょう。
◇油汚れ
代表的なキッチン汚れと言えば、油汚れです。
調理中に水蒸気や油の粒子が一緒になって広がることで、ガスコンロは汚れますし、それ以外でも壁などにも付着しています。
油汚れを落とすのに効果的なのは、重曹です。
水100mlに対し小さじ1の重曹を溶かした重曹水を作り、気になる部分にスプレーで拭き掃除しましょう。
頑固な油汚れには、重曹を少量の水で溶いて作った重曹ペーストや、重曹水につけ置き洗いがおすすめです。
ただし、重曹は黒ずみの原因になるので、アルミや銅には使えません。
◇水垢
知らず知らずのうちにシンクについてしまう、白いうろこ状と言えば水垢です。
水垢は水道水に含まれるカルシウムなどのミネラルがこびりついてしまうことが原因です。
カルシウムは酸性に溶ける性質を利用し、酸性のクエン酸を使うと汚れがよく取れます。
水100mlに対しクエン酸小さじ1杯を溶かしたクエン酸水を作ります。
スプレーしてこすり洗いをします。
なかなかきれいにならない場合には、キッチンペーパーの上からクエン酸水をスプレーし、しばらく置いてから拭くときれいになります。
クエン酸は、表面を溶かしてしまうこともあり、人工大理石には使ってはいけません。
◇ヌメリ
触りたくない、排水口のヌメリはできるだけ触りたくないものです。
雑菌が繁殖しやすく、嫌な臭いの原因にもなってしまいます。
排水口のヌメリには、重曹とクエン酸との合わせ技で、泡を出させてからより洗浄力が強力な洗剤がおすすめです。
排水口には生ゴミ受けのカゴなどを外し、重曹を2カップほど振りかけた上から、クエン酸を1カップほど振りかけ、お湯を150mlほどゆっくり注ぎます。
しゅわしゅわと発泡するので、そのまま30分ほど放置して、最後にお湯を流して汚れと洗剤を落とすとすっきりきれいになります。
汚れの種類に関係なく掃除ができるポ3つのイント
汚れについて紹介してきましたが、汚れ別に掃除をするという考えるのではなく、どのように掃除をすれば汚れが取れるかを考えてからシンプルに掃除をしましょう。
掃除をするときのポイントはたったの3つです。
これさえ覚えていればきれいに掃除ができる用事なります。
その3つのポイントを見ていきましょう。
◇固形の汚れは取り除く
床の隅やコンロ周りに落ちている食材のカスや、鍋や五徳についた焦げなど、固形で取りにくい汚れはたくさんあります。
これらは取り除けるので、まずはこする・つまむなどして処分するのがキッチンをキレイにするための初めの一歩です。
◇酸性汚れにはアルカリ洗剤をアルカリ汚れには酸性洗剤
最初は洗剤を使わないで、油や水垢などこすってもつまんでもうまく取れない汚れには洗剤を使います。
洗剤と汚れにはそれぞれ相性があります。
油や皮脂などの酸性の汚れには「アルカリ性洗剤」、水垢などのアルカリ性の汚れには「酸性洗剤」を使うと汚れが落とせてキレイになります。
◇ガンコな汚れは「時間」と「熱」を味方につける
ガンコにこびりついた汚れは、洗剤さえ使えば必ず落ちるというものではありません。
熱と時間というものが大切になります。
多くの汚れは「熱」を加えると柔らかくなり、洗剤を「時間」をかけて浸透させることで落としやすくなります。
そのため換気扇やグリルなどの油汚れはお湯に一定時間つけておく「つけおき」が有効なのです。
キッチンの汚れ別の掃除方法
キッチンの汚れは場所別にある程度決まっています。
というか汚れの性質が決まっているといっていいでしょう。
場所別の汚れに対する掃除のやり方を見ていきましょう。
あまり深く考えないで、今から紹介する通りに掃除をしていくだけで、キッチンは見違えるほどきれいになります。
◇コンロやレンジフードの油汚れ
コンロ周りやレンジフードには油がびっしり詰まっています。
ここでは換気扇のファンやグリルの汚れの落とし方をご紹介します。
油汚れは酸性のため、アルカリ性の洗剤を用意して次の手順で進めましょう。
準備するもの
重曹または、アルカリ性洗剤、スポンジ、容器です。
固形の目に見える汚れ、焦げを取り除いていきます。
使わないクレジットカードなどのプラスチック製カードをヘラ代わりにして、ガリガリこすると焦げが落とせます。
洗面器などに重曹とお湯を入れ混ぜ合わせたものに、換気扇やフィルターをつけおきします。
1時間程度たったらスポンジなどで汚れをこすり落とします。
水ですすぐか乾拭きすれば完了です。
そのほかの、コンロの脇についている油汚れなどは重曹と水を混ぜて作った重曹スプレーできれいに落とせます。
汚れに吹きかけて拭くとキレイになります。
◇五徳や鍋についた焦げ付き
料理をしていると、五徳や鍋には焦げ付きがたくさんついています。
これも油汚れと同じでアルカリ性洗剤で落とせます。
準備するもの
重曹(または、アルカリ性洗剤)、スポンジです。
焦げを取れる範囲で取り除くと、洗剤の浸透が早くなります。
熱湯で洗剤の効果を高め、そこに汚れた部品をつけおきします。
時間がたったらスポンジなどで汚れをこすり落とします。
すすぐか乾拭きすれば完了です。
アルカリ性洗剤だけでは落としきれないときは、クレンザーを使うと汚れが良く落ちます。
クレンザーには研磨剤が入っているので、ゴシゴシこするとこびりついた汚れをこそぎ落とせます。
◇シンクや蛇口の水垢
シンクや蛇口に白っぽい汚れができたら、それは水垢と思って間違いありません。
水道水に含まれるミネラル成分が固まってできるもので、水回りでは必ず発生する汚れです。
今度は酸性洗剤として「クエン酸」を用意して掃除を進めていきます。
準備するもの
クエン酸(または、酸性洗剤)、スポンジ、キッチンペーパーを用意します。
水200mlに対してクエン酸小さじ1杯を加えクエン酸水を作ります。
スプレーボトルに入れて使うと使いやすいです。
キッチンペーパーに染み込ませて貼り付けると効果的です。
時間が経ったら、そのままキッチンペーパーで汚れをこすり落とします。
◇排水口のヌメリ
排水口のヌメリもやっかいな汚れの1つです。
できることならば触りたくないものです。
キッチンの排水口には生ゴミなどがつまり、それをエサに雑菌が増えてヌメリが出てきます。
さらに悪化すると黒カビが発生します。これにはキッチンハイターなどの塩素系漂白剤かパイプユニッシュなどのパイプ洗浄剤を使うのが効果的です。
準備するもの
キッチンハイターなどの塩素系漂白剤です。
食品のカスなどがついていればキレイに取り除くことができます。
塩素系漂白剤やパイプ洗浄剤などをかけて、数時間程度つけおきします。
時間経過後にキレイに水で洗い流せば完了です。
◇床やシンク周りの食品の残りカス
床や壁、シンクの周りなどには調理中に飛んだ食材などが気づかないうちにたくさん落ちています。
これらは固形なので取り除くのは簡単です。
掃除機で吸うだけでOKです。
準備するもの
掃除機だけでOKです。
大きなカスなら手で取り除いて捨てます。
細かいカスは掃除機で吸ってキレイにします。
最後に水拭きでまでできれば完璧です。
快適な調理空間を維持するには
キッチンが汚れたときに掃除をしてきれいにすることはそこまで苦労しません。
問題はきれいになってから、それを維持し続けることです。
◇快適な調理空間をつくろう
キッチンにはさまざまな汚れや雑菌がありますが、ポイントさえ抑えてしまえばそんなに苦労しないで簡単に掃除できます。
作業で難しいことは何もありません。
いろいろな汚れがあるように感じますが、種類はそれほど多くないので、掃除方法はすぐに応用できます。
まめに掃除し、調理をする場をキレイな空間に保てば、気持ちよく料理ができます。
◇キッチンはこまめな掃除が大切
長い時間をかけて蓄積した汚れをきれいにするのは大変なことです。
汚れたときにすぐに拭きとれば、手間も時間もそこまでいりません。
特に、油汚れは、キッチンが温かいうちに拭いてしまうと簡単に取れます。
キッチンをきれいにしたいけれど、時間も余裕もないという場合は、プロの家事代行サービスを利用するのもおすすめです。
プロの技で、美しいキッチンを取り戻せます。
汚れの正体を知り、こまめな掃除できれいなキッチンを保ちましょう。
掃除が苦手な人でもプロが教える楽々できる掃除術!まとめ
キッチン回りの汚れの種類やよごれの落とすために準備するものや落とし方について紹介してきました。
キッチンクリーニングをまだやったことがないという人には参考になる情報ではないでしょうか。
悩む前に実践あるのみです。
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