キッチンクリーニングは日常的に行う必要があります。
だからと言っても毎日の作業は軽くて済みます。
そうはいっても毎日の作業だけでは汚れが完全に取れない上に溜まっていき油汚れや水垢などが溜まってしまいます。
毎日の掃除の仕方と醜い汚れの掃除方法について詳しく紹介していきます。
目次
キッチンクリーニングの基本中の基本
キッチンクリーニングは欠かさず行うことで、きれいなキッチンを保つことができます。
そこで場所別にどのような掃除をする必要があるのかを詳しく紹介します。
◇シンクの水垢や洗剤のカスを取る
シンク内の掃除をするには水500mlに対してクエン酸を大さじ1杯用意してクエン酸水を造ります。
クエン酸水を水垢や洗剤のカスなどに吹きかけます。
その上からキッチンペーパーを貼り付けます。
その上に蒸発しないようにするためにラップをしてふたをしていきます。
1時間程度(汚れに合わせて時間を変える)放置します。
時間経過後にラップやキッチンペーパーを外してスポンジなどでこすり落とします。
最後に水で流せばきれいに水垢などが取れています。
◇排水口のヌメリや臭いを取る
排水溝の軽い汚れを落とすには水500mlに対してセスキ炭酸ソーダを大さじ1杯混ぜてからセスキ炭酸ソーダ水を造ります。
最初に40度程度のお湯を排水口に一度流します。
セスキ炭酸ソーダ水を排水口にまんべんなく吹きかけます。
そのまま10分程度放置しておきます。
時間経過後に歯ブラシやたわしなどで汚れを落としていきます。
最後に水で流せば、きれいになります。
◇コンロの五徳の汚れを取る
ガスコンロの油汚れを落とすには大きめのなべに水を1l入れてから重曹を大さじ3杯程度入れます。
クエン酸もト同量入れてから鍋に五徳を入れて沸騰させます。
沸騰したら、10分ほど放置します。
五徳を取り出してスポンジなどで汚れを落としていきます。
最後に水で洗い流せば完了です。
◇IHコンロの天板の汚れを取る
IHコンロの天板はガラスコートでできています。
最近はガスコンロでも同じタイプのものがたくさん販売されています。
IHコンロ、ガスコンロ関係なく、ガラスコートのコンロは同じように掃除をしていきます。
ガラスコートの表面の掃除は、クレンジングとラップを使えば簡単に油汚れを落とせます。
ガラスコートにクレンジング液をまんべんなく塗っていきます。
その上からラップを丸めたもので円を描くようにこすっていきます。
クレンジングが白から灰色に変わってくるので、頃合いを見て乾いた布やタオルでふき取っていきます。
油汚れや焦げ付きが1回では取れない場合は2回、3回と繰り返し作業します。
1回で取れない場合でも数回行うとほとんどの場合は汚れが落ちます。
ただし、フッ素コートで加工されている場合は、クレンジングで掃除をすると表面のフッ素が剥がれてしまうので、柔らかいスポンジなどを使って磨いていきます。
◇換気扇の汚れを取る
換気扇の掃除をするには、油汚れがいっぱい溜まっているはずです。
その油汚れを取るには重曹が最適です。
換気扇で取り外せるものはすべて問い外して、40lの袋に重曹水を作っておいて入れてから数時間放置しておきます。
取り外せない本体部分は、電源を切ってから重曹水を吹き替えていき、乾いたタオルなどでふき取ります。
最後に換気扇の部品を取り出してブラシなどでこすりながら掃除をします。
最後に水で流せば油汚れがきれいに落ちます。
◇グリルの油汚れを取る
システムキッチンにはグリルがついているのがほとんどです。
グリルも魚を焼いたりするときに使うので、定期的な掃除が必要です。
直接スプレーボトルなどを使って重曹水を吹きかけてから30分程度放置して乾いたタオル等で汚れをふき取っていきます。
付けおきして洗った部品を元あった場所に取り付けていきます。
最後に電源をオンンして動作すること確認します。
これで換気扇の掃除も完了です。
毎日のキッチン掃除
キッチンの掃除を毎日しなければいけない場所があります。
その場所は、シンク内と外、コンロ回りとなります。
料理や洗い物を終わらせた後にやると効率的なのがシンク内の排水口回りの掃除です。
スポンジに中性洗剤を付けてから排水口の周りをさすっていくだけで大丈夫です。
次にシンク回りの作業台の掃除です。
シンク回りの作業台にも料理時の食材のカスや水などが散乱していて、きれいに洗い流す必要があります。
コンロ回りですが、料理をするときに油が回りに飛び散って壁やコンロ回りについてしまいます。
早い段階で油汚れを吹けば簡単に落とせます。
毎日の掃除をすることで油汚れも楽に落とせます。
汚れを落とすのには、中性洗剤とスポンジ、そしてキッチンペーパーがおすすめです。
◇ポイント:三角コーナーは置かない
三角コーナーをシンクの隅に置いてから生ごみを一旦入れておくというやり方をしている人は多いのではないでしょうか。
その日のうちに生ごみを密封してゴミ袋に捨てていれば何も問題はありませんが、何日も生ごみを放置していると悪臭が漂ってきます。
そうなる前に処理をしたいものですが、なかなかできないという人は、三角コーナーは置かないで、生ごみはそのまま密封してゴミ袋に捨てるようにすると、キッチン回りで悪臭はしません。
また、三角コーナーを置かないと、シンクを広く使えて、鍋やフライパンなどの大きなものの洗い物をするときにやりやすくなります。
◇ポイント:排水口のふたは外す
排水溝には生ごみが溜まってすぐに水はけが悪くなる時があります。
排水口のふたをすることで、フタにぬめりが付いたりして汚れます。
さらに生ごみがどのくらい溜まっているのかもわかりづらい為、フタはしないようにすると掃除の時期もわかり便利です。
ふたがないため、排水口内が丸見えとなり、生ごみをすぐに取り出して捨てる癖がつく湯になります。
ふたがついていて見えないと、掃除をするのをつい忘れてしまいます。
そうならないためにも排水口のふたは常に外しておくと掃除を心がけるようになります。
週一のキッチン掃除
キッチンの掃除は毎日するのが基本ですが、毎日の掃除だけでは取れない汚れが出てきます。
そんな汚れを取るのが週に1回のキッチンクリーニングではないでしょうか。
週一では取れない水垢や石鹸カス、そして油汚れからのカビなども発生してきます。
毎日の掃除では中性洗剤を使って掃除をするだけなので、軽い汚れを取ることはできますが、これらの重い汚れを取るのには不足しています。
これだけの汚れを取るには水垢や石鹸カスにはクエン酸を使って除去して、油汚れやアルカリ性のカビの除去には重曹を使うと簡単に汚れを落とせます。
クエン酸や重曹だけではなく、他の強力な酸性洗剤とアルカリ性洗剤を使うと酷い汚れもきれいに汚れを落とせます。
コンロの油汚れを落とすのに重曹を使うと良いと話しましたが、理由があります。
粒子が小さく油汚れをよく落としてくれます。
おまけに研磨剤が入っているため、焦げついた油汚れも落としてくれます。
シンクの掃除にクエン酸を使うと効果的ですが、水垢などのアルカリ性の汚れが多いシンクなので、クエン酸水を作ってから吹きかけて一定時間経過後にスポンジなどで磨いていくと水垢や石鹸のカスなどはきれいに除去できます。
プロに任せた場合
自分でキッチンの掃除をするのは大変なことです。
毎日の掃除はそこまで大変ではありませんが、油汚れや水垢取りは大変な作業です。
自分でする時間の余裕がない人などや、大掛かりなキッチンクリーニングはプロに任せた方がいいかもしれません。
実際にプロの掃除業者に依頼した場合の料金の相場や注意点について説明します。
◇キッチンクリーニングをプロに依頼した場合の料金相場
キッチンクリーニングの作業は幅広いために、シンク、コンロなどキッチン内部を分けて掃除をするような料金設定になっているところはたくさんあります。
その場合の1か所の作業時間と料金を見ていきます。
キッチン掃除は、1か所に対して2時間程度かかり、料金相場は12000円~20000円というのが一般的です。
◇業者選びの注意点
業者にキッチン掃除を依頼する場合、場所によって作業が大分変ります。
掃除場所によっては事前に片付けておかなければいけないところもあるため、掃除場所を業者に伝えて、事前に何かしなければいけないことがないかを確認しておきます。
それによって片付けておいたり、用意しておかなければいけないものなどが出てくる可能性があります。
キッチンは毎日の作業とは別に酷い汚れは不定期に汚れを取り除くまとめ
今回はキッチンの毎日の掃除法と醜い汚れの掃除方法について詳しく紹介してきました。
キッチンの掃除方法がわかっていない人の為には役に立つ情報ばかりを紹介しているので、今後のキッチンオン掃除で参考にしてみませんか?
今から覚えても遅くはありません。
掃除のやり方は複数知っていても損はしませんので、すでにキッチン掃除のやり方を知っている人でも選択肢の1つになります。
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