ラクに家の中を快適にしておきたいなら、予防掃除が効果的です。
掃除をすると考えると面倒なイメージですが、家事の流れとして暮らしに組み込めば続けられます。
掃除にできるだけ手間をかけずに、ラクに家の中を快適にしておきたいものです。
家事に追われる身には永遠のテーマです。
中でも一番大変なのが掃除ではないでしょうか。
予防掃除について詳しく紹介していきます。

キッチンクリーニングの前の予防掃除をする前に気を付けておくべきこと

キッチンクリーニングの前の予防掃除をする前に気を付けておくべきこと

キッチンクリーニングをするときにできるだけ楽にできるようにするためには、日常生活の中で汚れを落としていくことで楽に掃除ができるようになります。
疎な予防掃除をするためには事前の準備が必要です。
その事前の準備について紹介します。

◇家事の流れにちょっとだけ組み込む

汚れの中には、時間が経つとともに変質したり、増殖したりして落としにくくなるものがあります。
汚れが酷くなってからの掃除は時間も手間もかかるうえ、落としきれずに最後は心まで疲れてしまいます。
そこでおすすめなのが「予防掃除」です。

予防掃除とは、汚してから掃除をするのではなく、汚さないようにする、キレイを保つ掃除のことです。
掃除をすると考えると面倒なイメージがありますが、家事の流れの一環として暮らしに組み込めば苦になりません。
家事の後のちょっとした心がけで汚れは防げます。

◇意識すべき3大汚れ

予防掃除で分かりやすいのが、水アカの汚れです。
キッチンや洗面所まわりに飛び散った水滴はついた直後なら簡単に拭き取れますが、そのまま放っておくと次第に白っぽく固着し、いつしか頑固な水アカになります。
料理時の油汚れも同様です。
カビ、菌、ダニ、ゴキブリなどがキッチンを汚す生き物です。
これらも日々の心がけで充分予防できるものばかりです。
どれも繁殖してから悪戦苦闘するより、発生を未然に防ぐことが、予防掃除の秘訣です。

◇使った人が、使ったついでに

予防掃除を心がければキレイが保てるとはいえ、主婦一人が実践するのは大変な作業です。
予防掃除のポイントは「流れ」に組み込んでしまうことです。
キッチンを使ったあと、トイレを使ったあと、入浴したあとなどキッチンを使った後にないかをすれば楽になります。
でも、主婦以外の家族は何をどうすればいいのか分かっていないことも多々あります。
そこで、まずは主婦が率先して、「使った人」が、「使ったついで」に「ちょっと」してもらいたいことを家族みんなに伝えましょう。
例えば、最初のうちは「わが家の予防掃除」を書いて貼りだしておくのも手です。
できたときはシールを貼るなどイベント化してしまえば、楽しく取り組めます

場所別掃除法

場所別掃除法

キッチンの予防掃除をする前に、どこをすべきかを明確にしておく必要があります。
掃除場所を明確にして初めて掃除方法が決まります。
実際に場所別の掃除法を紹介します。

◇シンクや蛇口の予防掃除

調理や洗い物など、キッチンを使った際に周囲に飛び散る水滴などがあります。
水道水にはカルシウムなどのミネラルが含まれています。
そのまま放っておくと水分が蒸発し、ミネラルが空気中の二酸化炭素や酸素と結びついて白い固形物ができます。
その固形物に再び水がかかっては乾燥する、を繰り返すと最終的に“水アカ”が形成されてしまいます。
ひどくなると、シンクのステンレス面と合体することもあります。
でも、水滴が乾く前に拭いてしまえば、水垢になることもなく問題ありません。
使い終わったあとは、すぐに周囲に飛び散った水滴を拭いておくようにしましょう。
これだけの作業で、もう水アカに悩まされることはほとんどありません。

◇排水溝の予防掃除

キッチンで1番お掃除したくない場所といえば排水溝ではないでしょうか。
誰もが触るのも、見るのも苦手としている場所です。
だからこそ簡単にお掃除、ヌメリ予防ができるのです。
一番厄介ですが簡単にできるヌメリをとります。
作業としては、重曹1/2カップを排水溝にかけた後にクエン酸1カップかけます。
次にその上にお湯1/2カップかけたら1時間放置します。
その後、ブクブクと発泡しますが効果がでている証拠なので心配の必要はありません。
その後、発泡しながら汚れが浮いてくるので流すだけで汚れが取れます。
予防掃除に特化した品物などもあり、置くだけでヌメリ、臭い予防ができる優れものです。
「早く使えばよかった」と思うほどヌメリがつかず効果を発揮します。

◇ストレーナー

ストレーナーにはヌメヌメや悪臭を発生させます。
原因は野菜クズや食品カスなどの生ゴミが菌と混ざることで発生します。
菌は温度・湿度・生ゴミなどがあると増殖しますし、その勢いは爆発的です。
一日で100倍に増えることもあります。
水けがあると菌はどんどん増殖するので、生ゴミは即座に水けをきって密封し、こまめに捨てることでヌメリや悪臭の発生を防げます。
生ゴミ用の消臭スプレーをかけるのも方法の1つです。
ストレーナーや排水口のぬめり汚れはしっかり落としたいが、できれば触りたくないものです。
「発泡タイプの排水口用クリーナー」は触らずにヌメリを落とせるので、うまく活用すると便利です。

◇ガス台の予防掃除

キッチンでの汚れが落としずらい箇所No.1といってもいいぐらい、ガス台の汚れは落ちにくいです。
それでも人間の心理として、そのままにしてしまうと余計に落ちないのでお掃除したくなくなります。
だからこそ予防掃除をしてコンロ回りをキレイに保つことが大切です。
ガス台の汚れは中性の食器用洗剤で落とすことができます。
スポンジや入り込んだ細かいところは歯ブラシで擦り取りましょう。
こびりついた汚れは無理に落とそうとせず、洗剤を吹きかけてから少し時間をおいてから落とすとキズがつかずに済みます。
ガス台の予防掃除と言えばこまめに拭くことです。
使わなくなったタオルを小さく切ってストックしておくと、汚れたときにすぐに汚れを拭き取ることができてキレイをキープすることができます。
お掃除が苦手な人ほど予防掃除をしておくことで掃除を早く終わらせることができます。
以外に簡単に始めることができるので是非今年の習慣にしてみてください。

◇冷蔵庫の予防掃除

美味しそうなものや珍しいものをみつけたら買いたくなります。買ってから家でゆっくり食べようと思っていたけど、忘れてそのまま冷蔵庫に入れっぱなしという事が良くあります。
気づいたらダメにしてしまったなんて経験はありませんか?
食べ物を入れる場所だからこそキレイをキープすべきです。

まずは簡単な掃除をしましょう。
冷蔵庫は、アルコールスプレーとキッチンペーパーで全体を拭きます。
もし汚れがこびりついて取れなくなっていたら、キッチンペーパーを湿らせたものをおき5分待つと汚れが浮いて取りやすくます。
今後も汚れがつかないようにレジャーシートを使うと便利です。
最近は100円ショップなどで可愛い絵柄のものが沢山あります。
冷蔵庫のケースに合わせるように貼るだけで手軽に予防をしながら冷蔵庫を華やかにすることができます。

毎日の予防掃除を習慣付ける

毎日の予防掃除を習慣付ける

予防掃除は毎日することで効果が出る物です。
1日1回の予防掃除をするだけで、見違えるほどキッチンはきれいに保つことができるのです。
今回は、1日数分で終わる予防掃除のやり方を紹介します。

◇キッチン掃除をラクにする

汚れは蓄積すると落としにくくなり掃除をするのが嫌になりがちです。
でも、汚れをためない習慣を身につけるだけで、あとの掃除がグッとラクになります。
おすすめは掃除時間1分の「ついでのひと拭き」という掃除方法です。
ガスコンロを使ったら温かいうちにサッと拭く、食器を洗ったらついでにシンクや蛇口まわりに飛び散った水滴を拭き取っておく。排水口のストレーナーや三角コーナーは生ゴミを取ってからすぐに水洗いしておくというのが汚れ予防になります。
この3つを習慣にするだけで、キッチンのきれいはキープできます。

◇キッチン掃除はどこまでやればいい?

掃除時間1分でOKの「ついでのひと拭き」習慣にして、汚れがたまる前の「予防掃除」をしましょう。
油が飛び散ったガスコンロ周辺の壁は重曹水で拭いて、床や炊飯器などの調理家電は消毒用エタノールか除菌スプレーなどでサッと拭くだけで掃除予防になります。
シンクや蛇口はその日の調理がすべて終了した時に、布巾と中性洗剤で洗って、水滴を残さないよう乾いた布巾でから拭き取ります。
どれも軽い汚ればかりなので、全部やっても10分もかからないでしょう。
大変そうに思えますが、年末のキッチンクリーニングで溜まりに溜まった汚れと格闘することを考えたら、毎日の基本の掃除をしておく価値はあります。
そして、週に1回、排水口のストレーナーや三角コーナーは塩素系漂白剤で、ガスコンロの五徳や魚焼きグリルは重曹でつけ置き洗いをすることでよりきれいにキープできます。
また、ゴミ箱はゴミを出すタイミング(週に1~2回)で、消毒用エタノールか重曹水で拭き掃除を。「汚れをためない」習慣で、掃除はどんどんラクになります。まずは1分、試してみましょう。

家事の達人が教える予防掃除

家事の達人が教える予防掃除

掃除の予防とは意外に気が付かないところでできます。
掃除のテクニックを少しだけ紹介します。
ちょっとした気遣いですが、なかなか気が付かない掃除予防法を紹介します。

◇布巾はどんどん取り替え、まとめて漂白

キッチンの布巾は、湿ったまま使い続けると雑菌が繁殖してしまいます。
そこで、キッチンの布巾を複数枚用意しておきます。
汚れがついたり、湿ってきたりしたら、新しい布巾と取り換えて、一日の終わりにその日使った布巾をまとめて漂白しましょう。

◇除湿器をフル稼働させて、湿気を溜めない!

湿気の多いところでは、カビも繁殖しやすくなるので、室内の湿気が気になる時には、除湿器をフル稼働させます。
湿気が気になる時は、外出中でも除湿器は稼働させたままにしておきます。
また、洗濯物を部屋干ししていると、室内に湿気がたまる原因にもなります。
部屋干しするときは、エアコンと除湿器の両方を使ってできるだけ早く乾かし、湿気を速やかに取り除くようにしましょう。

◇生ごみの水けをしっかり切って臭い防止

生ごみを処理するときは水気をしっかり切って新聞紙に包みます。
新聞紙に包んでから、さらにポリ袋に入れて2重にすることで、嫌な臭いを防ぐことができます。
また、排水口のごみは、牛乳パックに入れて捨てるのも臭いが外に漏れないで便利です。
牛乳パックだと水漏れせず、いっぱいになればそのままポリ袋に入れて捨てることができ、臭いを防いでくれます。
集合住宅で毎日ごみを捨てられるため、こまめに捨てるよう心がけています

キッチンクリーニングで一番大切な予防掃除!まとめ

まとめ

キッチンクリーニングをするのに楽にできるように、予防掃除のやり方について詳しく紹介してきました。
そんな予防掃除のやり方について、勉強して大掛かりのキッチンクリーニングを少しでも楽にできるような予防掃除がわかったのではないでしょうか。

初回限定1000円OFF

【2024年12月07日 23時02分現在】 ただ今の時間、お電話すぐに対応いたします。
【2024年12月07日 23時02分現在】 
お電話すぐに対応いたします。
おすすめの記事