キッチンクリーニングの中では日ごろの掃除が重要です。
キッチン回りや換気扇の掃除の頻度は、どのくらいやればいいのかわからない人や掃除は、やっているが今の頻度でいいのかが不安な人にどのくらいの頻度で掃除をすればよいのかを紹介します。
換気扇掃除は特に注意が必要で、何に気を付ければよいのかも紹介します。
目次
キッチンクリーニング;詰まる前にやるべき掃除時期
キッチン掃除をサボると、いつの間にか排水口やゴミ受けにヌメリが発生していたことはないだろうか。
◇排水口のキッチン掃除は週2~3回
ヌメリの原因
増殖した菌がゴミ受けや排水口のヌメリの正体です。
食材の残りくずや、食器についた油汚れが菌のエサになるのです。
排水口のゴミ受けに溜まった生ごみをこまめに掃除すると、ヌメリの発生を抑えることができます
黒カビの原因
目に見えて汚れが分かる黒カビは、湿度が高くて栄養素がたくさんある環境下で繁殖します。
ハイターなどで除去する方法もありますが、一般家庭にある重曹と酢(クエン酸)で代用することもできます。
つまりの原因
つまりの原因は様々ですが、ヌメリと油汚れもその要因のひとつです。
もとはヌメリや油汚れが残ってしまって、それが原因で詰まりとなります。
菌によりヌメリが発生し、ゴミ受けや配管につくことで水が流れにくくなります。
油汚れがひどくなると、さらにその上に汚れが付着してから、つまりの原因になるのです。
◇必要な道具&掃除方法
ゴミ受けや排水口のキッチン掃除に必要な道具は、ゴム手袋、台所用洗剤、スポンジ、歯ブラシの4つで必需品です。
ゴム手袋をしてゴミ受けと排水口カバーを外し、洗剤をつけたスポンジでこすり洗いをします。
汚れが取れにくい細かい部分は歯ブラシで洗うのです。
ゴミ受けの下にある排水トラップも取り外し、台所用洗剤と歯ブラシで洗います。
スポンジを使って排水口の内部のぬめりがしつこい汚れを取り、奥の方や細かい部分は歯ブラシを使って取ります。
最後に取り外した部品を元に戻したら掃除完了となります。
汚れの度合いに合わせて掃除道具を変えると掃除がしやすくなります。
汚れが酷い時には除菌もできるハイターを使い、普段の掃除には重曹と酢で汚れを落とすのがおすすめではないでしょうか。
洗剤以外の道具のほとんどは100均でも手に入るので、上手に活用しましょう。
また、ハイター、重曹、酢を全てかけて掃除するという行為は身体に害を与える悪臭を発生させ危険なため、絶対にやめましょう。
ハイターとの組み合わせが最悪なので、ハイターを使う際は別の洗剤を混ぜて使わず、必ず換気して使用するようにします。
◇簡単なキッチン掃除方法
アルカリ性の重曹は、酢と合わせると二酸化炭素の泡が発生します。
2つの洗剤位により炭酸を発生させて、その力で汚れを浮かせることができるので、手が届きにくい排水管掃除に使うと便利です。
また、酢には菌の増殖を抑える効果もあるので、排水口のヌメリ予防にもるはずです。
重曹を使う場合は、ゴム手袋、重曹、お酢、歯ブラシの4つを用意しましょう。
排水口のカバーとゴミ受けを外して、排水管にたっぷりと重曹と酢をふりかけます。
炭酸の力でシュワシュワと泡が発生したら、汚れが浮き上がるまで10分ほど放置します。
時間経過後に、ぬるま湯で洗い流せば汚れがすっきりと落ちます。
外した部品にも重曹をふりかけて歯ブラシやスポンジで磨き、磨き終わったらお湯で洗い流してキレイに掃除します。
酢のツンとした臭いが気になるときは、クエン酸やレモン汁を変わりに使っても大丈夫です。
レモン汁なら爽やかな香りが残るので、掃除後も清々しい気持ちになります。
キッチンクリーニング;換気扇、掃除の頻度
キッチンクリーニングの中でも汚れ落としが大変なのが換気扇です。
換気扇の汚れをどのくらいの時期を空けたら掃除をしなければいけないのでしょうか。
換気扇掃除の最適な時期というものがよくわからないという人も多いのではないでしょうか。
◇換気扇掃除はどのくらいの頻度で行うの?
まずは、そもそもキッチンの換気扇はどれくらいの頻度で掃除をすべきかということについて見ていきましょう。
次いで、「年に3~4回」が16パーセントで、「月に1~2回」が14パーセントとなっています。
ただ、理想的なのは、月に最低1~2回の頻度で掃除をすることだと思われます。
キッチンクリーニング;換気扇の掃除の方法
キッチンの換気扇は油汚れが酷いため、油汚れに強いオレンジオイルの入った洗剤や、アルカリ性の洗剤を使って磨き上げていくと汚れがきれいに取れます。
キッチンの換気扇の形状にもよりますが、細かい汚れをかきだすために使える歯ブラシを用意すると便利です。
また、軍手雑巾というものがあり、これをはめると換気扇掃除に効果的です。
軍手雑巾は、ゴム手袋の上に布製の手袋を重ねたものでさすっていくだけで雑巾と同じ役目をします。
軍手自体が雑巾の役目を果たしてくれるという事です。
また、キッチンの換気扇ではしばしば強い洗剤を使わないと汚れが取れませんが、その場合は下にゴム手袋をしておけば、肌を守ることができます。
軍手だけだと洗剤が染みてきますが、ゴム手袋がその洗剤をシャットアウトしてくれるので、手荒れの心配ありません。
◇自分ではほとんどやらない
40パーセントの人が、換気扇掃除を自分ではほとんどやらないとなっています。
この「ほとんどやらない」という答えがどのような意味であるかはわかりません。
単純に、「ほかの家族がやってくれている」というだけかもしれません。
ただ、なかには、ハウスクリーニングなどのサービスを利用している人も多いのではないでしょうか。
換気扇は高い所の作業の上に、がんこな油汚れを落とすために強い洗剤を使うことがあり、液だれで衣服や顔に付いたりすることもあると、最悪、目に入るなど危険なことがあります。
また、ファンの中まで油がついていると分解しないと汚れを取り切れないので、プロに任せてしまう、という人も多いようです。
換気扇掃除をするときの注意点
キッチンの換気扇の掃除をするときは傷つけたり壊れたりする可能性もあり、デリケートな部分があります。
特にシロッコファンタイプのレンジフードは高価な設備なので、大事に取り扱いましょう。
◇無理な掃除はしない
無理に部品を取り外す・取り付けることを繰り返すのは危険です。
また、できるだけ早くきれいにしたいと無理に強力な洗剤を使ったり、目の粗いクレンザーを使用したりすると、塗装が剥げて錆びてしまうこともあります。
◇使い捨てフィルターやヘアリンスで汚れ予防
無理な掃除を避けるには汚れ予防をしておくことが大切です。
こまめなキッチン換気扇の掃除をする暇がないとわかっていたら、市販の使い捨てフィルターを使用し、フィルターの汚れが気になったらすぐに取り換えることでファンに汚れが回ることを阻止できる可能性があります。
キッチン換気扇の汚れの原因のひとつであるホコリは、静電気で呼び寄せられることも多くあります。
ファン部分やフィルター部分にヘアリンスや柔軟剤など、静電気予防効果のあるものを薄く塗っておくのも汚れ予防のひとつです。
キッチンクリーニングの掃除時期とその頻度はどのくらいすればいいの?まとめ
キッチン、換気扇掃除の時期や頻度について詳しく見てきました。
どれが正解というわけではありませんが、汚れを溜めないという観点から考えた掃除の時期や頻度、そして注意点について勉強できるのではないでしょうか。
今後のキッチンクリーニングに役立ててみてはどうでしょうか。
お電話すぐに対応いたします。