キッチンクリーニングで一番厄介なのが換気扇ではないでしょうか。
換気扇の部品を取り外してから掃除をすれば、換気扇の耐久年数も伸びるというものです。
換気扇の掃除のやり方や、ファンの取り外し方法などを詳しく紹介します。
ぜひ読んでから、実践してみて下さい。
目次
換気扇はなぜ汚れるの
換気扇の掃除はめったにするものではありませんが、油やほこりなどが溜まりやすくて、きれいに掃除をしていなければ換気機能自体が弱くなり料理をするときにも影響してしまいます。
そもそもなぜ換気扇が汚れるのかを詳しく紹介します。
◇換気扇の汚れの原因
料理をしていると換気扇が汚れていきますが、実際どのような汚れがあるのでしょうか。
料理中の蒸気と油、そしてほこりが混ざり合って換気扇に付着していきます。
換気扇にはフィルターがついているので、汚れの大半はフィルターに付着して換気扇の他の本体にはそこまでの汚れは付着しませんが、使い続けていると油汚れが徐々に溜まっていき、換気扇本体も掃除をしなければいけなくなります。
その上汚れをそのまま放置していると金属部分が腐食していきサビてきたりします。
そうならないようにするための換気扇掃除は重要です。
キッチンクリーニング:換気扇掃除の基本
換気扇の掃除のやり方というものがあり、基本の掃除方法を知っていなければ換気扇を長く使い続けることができません。
あまり強い洗剤を使わずにできるだけきれいに掃除をするやり方を覚えておくと、その後の換気扇の掃除を難なく行うことができるようになります。
今回、換気扇の掃除のやり方について詳しく紹介します。
換気扇の掃除はキッチンクリーニングの一番大事な場所でもあります。
◇換気扇掃除で用意するもの
換気扇掃除で準備する洗剤や道具には、重曹・アルカリ性洗剤・歯ブラシ・ゴム手袋・ゴミ袋・新聞紙が必要になります。
洗剤はあえて自然に優しい重曹を使って掃除をしていきます。
ほかにも雑巾や乾いた布などがあれば便利です。
◇作業前の準備
作業前に準備しなければいけないことがいくつかあります。
換気扇をばらしていくので、コンロに汚れや油などが落ちないようにコンロの上に新聞紙を敷きます。
掃除中に換気扇が誤動作しないようにするために、電源はオフにして、できればブレーカーを切っておきます。
後はゴム手袋をつけてから作業の準備完了です。
◇パネルやフィルターを外す
最初にパネルを外していきます。
パネルの外し方がわからない場合は、取扱説明書に乗っているので、見ながら取り外しましょう。
次にフィルターを取り外しますが、フィルターはつまみがついていると思うので、つまみを引くか押すかすると簡単に取り外せます。
フィルターの枠からフィルターだけを外して捨てます。
◇外した部品のつけ置き洗い
レンジカバーやフィルターの枠など、取り外した部品のつけ置き洗いをします。
用意していたゴミ袋に45度程度のお湯を入れて重曹を100ccほど入れてかき混ぜます。
うまく混ざったら、取り外した部品を全部入れていきます。
そのまま1時間ほどつけおきしておきます。
付けおきした後にブラシで磨いていくと汚れが良く取れます。
全部磨き終わったら流水で流します。
うまく汚れが取れない場合は、重曹を直接吹きかけてからブラシで磨いていきます。
◇本体の掃除
本体の掃除は重曹水を作ってから吹きかけて、雑巾や乾いた布で拭いていきます。
それだけでキレイに汚れが取れます。
本体はそこまで汚れていないので、これだけで十分です。
取り外した部品を本体に取り付けていきます。
その時に、新しいフィルターを取り付けてから本体に取り付けていきます。
キッチンクリーニング:換気扇の油汚れ対策
換気扇の油後れを取るのにも簡単な方法があります。
実際にやったことがないと違いには気が付きませんが。そのやり方を紹介します。
◇温度で汚れ対策
換気扇の油汚れは四季に関係なく突きます。
夏場の暑い時期は油もそこまで固まらないので水で十分に落ちますが、冬になると油も固まってしまうため落とすのに苦労します。
同じように掃除をしていても夏と冬では冬の方が時間は掛かります。
そこで、冬場はお湯を使って油落としを行うと時間の短縮につながります。
◇つけ置きで汚れ対策
同じ洗剤を使ってから換気扇の油汚れを落とすときに利用すると落としやすいのがつけ置き洗いです。
油汚れのひどい換気扇は、洗剤を吹き替えて吹くよりは、一旦洗剤につけ置きをしてからふき取ると汚れの取れ方が全然違ってきます。
付けおきは洗剤の力を最大限に発揮して汚れを落としてくれます。
◇換気扇の汚れに触らないで掃除をする
換気扇は油汚れが酷いので、できれば触りたくありません。
そこで、換気扇に触らないで掃除をすることができれば一番です。
換気扇に素手で触らないできれいに掃除をするやり方を詳しく紹介します。
まずは用意する道具を紹介します。
ゴム手袋・新聞紙・タオル・30lのゴミ袋・スポンジ・歯ブラシ・リンスを用意します。
レンジフードを外す前にコンロの上に新聞紙を敷きます。
上からコンロの上に部品やゴミなどが落ちて来てもよいようにします。
ゴム手袋をはめて換気扇フィルターを外してファンも外せれば外します。
ファンは時計回りに回せば簡単に外れるのでゆっくりと回していけば外れます。
無理に回すと壊れる可能性もあるので無理には外す必要はありません。
取り外した換気扇の部品はゴミ袋を二重にして中に入れます。
100mlほどの重曹を入れます。
50度程度のお湯は部品を入れたゴミ袋に入れていきます。
部品全体がつかるようにします。
部品を付けておく間にレンジ側の掃除をします。
重曹を大さじ1杯とお湯100mlで混ぜ合わせます。
重曹水をスプレーボトルに入れてから噴射していきます。
噴射するときに液が垂れないように気を付けます。
お湯で浸して絞った雑巾でふき取っていきます。
換気扇のファンタイプ別外し方
換気扇の掃除をするときにファンまで取り外して掃除ができれば業者に依頼する必要もなくなります。
ファンの種類別の外し方を紹介します。
ただしファンを素人が外してから取り付けがうまくいかなかったりした場合は、壊れの原因になる可能性もあるので無理に取り外す必要はありません。
その場合は、プロの業者に依頼してキッチンクリーニングの一環で換気扇の掃除も行ってもらいましょう。
◇シロッコファン
シロッコファンには清流版というものがついているので、少し上に押し上げると取り外しができます。
中にはフィルターがついているのもあるので、その場合は少しずつずらしていけば簡単に取り外しができます。
取り外しができたら、重曹などでつけ置き洗いをしてあら乾かしてから取り付けます。
取り付けは、取り外した時の逆にやればつくはずです。
◇プロペラファン
プロペラのようなものがついている物もあります。
これはいたってシンプルで、電源のオフを確認してから作業を開始します。
プロペラの中央にあるネジを緩めていきます。
その時に力づくでは取らないようにしましょう。
プロペラが取れたらカバーを外して取り外しは完了です。
あとは取り外したカバーとプロペラを重曹水につけおきしてから、一定時間経過後にスポンジで洗い流していきます。
乾いた雑巾や布でふき取っていきます。
これで換気扇の素地は完了です。
意外に簡単な換気扇掃除!プロが教えるファンの掃除方法まとめ
換気扇のオーソドックスな掃除方法や汚れの落とし方について詳しく紹介してきました。
換気扇のファンには2つの種類があり、ファン自体を掃除したいときの外し方についても紹介しています。
自分でファンを外してからきれいに掃除をしてみませんか?
ここまで掃除ができれば業者に依頼する必要もありません。
キッチンクリーニングは自分でする方が断然掃除費用は掛かりません。
ただし、部品の取り外しに自信がない人は、業者に依頼して間違いがないようにしましょう。
お電話すぐに対応いたします。